The FrontにはWindows向けの専用サーバーがあり、SteamCMD(多くのガイドではapp 2612550)でインストールし、The Front ManagerとServerConfig_.iniで設定します。所要時間は45〜90分。公式ドキュメントは確認できず、以下の数値はホスティングガイド由来で、食い違う箇所はその旨を明記しています。
手順ごとのインストール
RAMとSSDを備えた64ビットWindowsマシン(Windows 10以降またはServer 2016以降)を用意します。
SteamCMDをダウンロードし、app 2612550をインストールします。
ゲームのThe Front ManagerでServerConfig_.iniを生成し、Managerフォルダー(dataとpluginsを除く)をサーバーにコピーします。
サイトのツールでStartServer.batを作成します(公開IP、ポートブロック)。
4ポートのブロック(例:7900〜7903)をWindowsファイアウォールとプロバイダーで開放します。
StartServer.batを実行します。読み込みに数分かかることがあります。
ゲームで「サーバー」>「専用サーバー」グループ>更新を開き、自分のサーバーを探します。
起動時にStartServer.batを実行するタスクを作成します。
アップデートとバックアップ(ワールドとデータベースの両方)をスケジュールし、game-rank.comに登録します。
必要条件
64ビットWindows(Windows 10以降またはServer 2016以降)。あるホスティングガイドによる要件:4コアCPU(実質2コア分)、数GBのRAM(同ガイドは最大7GB、別のガイドは最低6GB、実運用では10GB超とする情報もあり)、インストール用に数GBのディスク。ガイドは食い違っており、サーバーのダウンロードにゲーム購入が必要とするものと、匿名ログインで足りるとする2つがあります。まず匿名を試してください。
ローカルインストール(Windows)
SteamCMDでサーバーをC:\TheFrontServerにインストールします。更新コマンドも同じです(validateなしなら高速)。アカウントが必要な場合は、anonymousをSteamのユーザー名に置き換えてください。
steamcmd.exe +force_install_dir "C:\TheFrontServer" +login anonymous +app_update 2612550 validate +quitLinux VPS/専用サーバーへのインストール
専用サーバーまたはWindows Server 2016/2022のVPSを使用します。参照したガイドはWindowsのみを扱い、WineでのLinux運用はここでは文書化も検証もしていません。上記のとおりサーバーをインストールし、ゲームで生成したTheFrontManagerフォルダーをコピーして、StartServer.bat(-OutIPAddressに公開IP、-UserDirに事前作成したデータフォルダー)を実行します。
cd /d C:\TheFrontServer
StartServer.bat開放するポート
ゲームポートから連続する4ポート:ゲーム、ビーコン(ハンドシェイク)、Steamクエリ、シャットダウンサービス。LOW.MSのガイドではUDPの7900〜7903、IONOSのガイドでは別のManager設定で5001/5002/5003と27015(TCP/UDP)とされています。ManagerまたはStartServer.batの-port/-BeaconPort/-QueryPort/-ShutDownServicePortに表示された値を信頼し、複数サーバーでは5ずつずらしてください。
- port — ゲーム
- port+1 — ビーコン(ハンドシェイク)
- port+2 — Steamクエリ
- port+3 — シャットダウンサービス
Windowsファイアウォール(netsh)
netsh advfirewall firewall add rule name="The Front 7900-7903 TCP" dir=in action=allow protocol=TCP localport=7900-7903
netsh advfirewall firewall add rule name="The Front 7900-7903 UDP" dir=in action=allow protocol=UDP localport=7900-7903プロバイダーのファイアウォールとルーター(NAT)
OVH、Hetzner、Scaleway などでは、サーバー本体より前で通信を制御するプロバイダー側ファイアウォール(セキュリティグループ/パネルのファイアウォール)でも同じポートを開放してください。自宅ホスティングでは、ルーターで各ポートをサーバーのローカルIPへ正しいプロトコルで転送(NAT)します。外部(モバイル回線)から確認し、RCONなどの管理用ポートは強力なパスワードなしで公開しないでください。
Windowsでの自動起動
最上位の特権で起動時に実行され、StartServer.batを起動するタスクを作成し、タスク設定で失敗時の再起動を有効にします。
schtasks /Create /TN "TheFrontServer" /TR "C:\TheFrontServer\StartServer.bat" /SC ONSTART /RU SYSTEM /RL HIGHESTアップデート
サーバーを停止し、app_updateを再実行(素早いパッチならvalidateなし)して再起動します。クライアントとサーバーは同じバージョンが必要です。
steamcmd.exe +force_install_dir "C:\TheFrontServer" +login anonymous +app_update 2612550 +quitバックアップと定期再起動
あるホスティングガイドによると、セーブはMariaDBデータベースとワールドファイルの組み合わせで、再インストールするとデータベースが消えます。サーバーフォルダー、-UserDirフォルダー、そしてデータベースをバックアップしてください。タスクスケジューラで毎日の再起動を設定します(ここでは5:00)。
schtasks /Create /TN "TheFrontRestart" /TR "taskkill /IM TheFrontServer.exe /F" /SC DAILY /ST 05:00 /RU SYSTEMサーバーの登録と検索
サーバーが外部から接続できるようになったら、game-rank.com/jeux/the-front(本ツール運営者のサイト)に登録するとプレイヤーに見つけてもらえます。
トラブルシューティング
- サーバーは動いているが一覧に出ない:ガイドによると、Steamクライアントからsteamclient.dll、tier0_s.dll、tier0_s64.dll、vstdlib_s.dll、vstdlib_s64.dllをProjectWar\Binaries\Win64にコピーし、クエリポートも確認します。
- NPCが出現するが動かない:起動URLには?OfficialServerではなく?DedicatedServerを使い、ガイドによればクライアントからWindowsServerとTheFrontManagerフォルダーをコピーします。
- バージョン不一致:パッチ後にサーバーが更新されていません。app_updateを再実行してください。
- ServerConfig_.iniの変更が反映されない:ファイルがTheFrontManagerにない、またはサーバー未再起動です(ホットリロードなし)。
- 再インストール後に進行状況が消えた:データベースが消去されています。バックアップから復元してください。
よくある質問
- サーバーのSteamアプリIDは?
- IONOS、xgamingserverほか複数のガイドでは2612550です。LOW.MSのガイドはゲームと共通の2285150としています。一方が失敗したら他方を試し、SteamDBで確認してください。
- Linux版はありますか?
- 参照したガイドはWindowsのみを扱います。Wineでの実行に触れるガイドもありますが、ここでは文書化も検証もしていません。
- systemdサービスがないのはなぜ?
- サーバーはWindowsのみ文書化されているため、自動起動にはタスクスケジューラを使います。
- データベースをバックアップする理由は?
- あるガイドによれば、セーブはMariaDBデータベースとワールドファイルの組み合わせで、データベースがないバックアップは不完全であり、再インストールで消去されます。
